オンサイト講習会
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実践サーフェスモデリング(SOLIDWORKS)
意匠部品のモデリングに欠かせないサーフェス機能を学びます。単なるオペレーションではなく、パッチプランから始まる実践的なサーフェス作成の手順、裏技に至るまで2日間で習得できます。
サーフェスモデリング概要
サーフェスモデルの用途
ソリッドモデルとの使い分け
サーフェスの形態(パッチ、トリムパッチ、サーフェス)
カーブモデリング(パッチプラン)の概要
サーフェスモデリング機能
設計意図を考慮した各種サーフェス作成方法と特徴
設計意図を考慮した各種サーフェス編集方法と特徴
デザインを具現化するためのサーフェスモデリング実習
サーフェスモデリングのアプローチ方法
デザインを具現化するためのサーフェスモデリング実習
デザインイラストを利用した、ワイヤーフレーム作成(パッチプラン)
デザイン上重要な大きな面から作成する
サーフェスの設計検証
サーフェスとソリッドを利用したモデリング実習
サーフェスとソリッドの相互運用
サーフェスとソリッドを融合したモデリング実習
ソリッドモデリングでのサーフェス活用方法のまとめ
インポートデータの活用方法
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3DCAD応用(SOLIDWORKS)
SOLIDWORKSの設計検証機能(関係式、加工可能性確認、コスト計算、公差解析など)を実際の演習で学びます。
パラメータによる設計検討
レイアウトと関係式
最適化機能を活用した設計検討
大規模アセンブリ
大規模アセンブリの概要
大規模アセンブリの効率的な運用
コストを意識した設計
生産性を考慮した設計
(DFMXpress)
コストを考慮した設計と自動見積もり
(Costing)
コストを考慮した設計と自動見積もり実習(課題:板金製品、成形品)
公差解析(トラブルの少ない公差の設定方法)
(DimXpert、TolAnalyst)
公差解析実習(課題:ブロック製品)
運用管理
3次元データ運用管理の概要
PDMの概要
タスクスケジューラーの利用法
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トラブルシューティング(SOLIDWORKS)
パラメトリック3DCADにはエラー(参照先エラーなど)がつきものです。エラー修正に設計者は多くの時間を費やしてしまいます。この講習ではエラーの原因と修正方法とスケッチ、部品、アセンブリ毎に実践形式で学びます。
スケッチのトラブルシューティング
スケッチの概要(設計意図の埋め込み、製図とスケッチの違い、拘束条件)
設計変更のトラブルシューティング
エラーの原因と、その調査方法
エラーメッセージの解釈
エラーの実例の確認
演習(エラーが発生している課題を題材にエラー対策を行う)
アセンブリのトラブルシューティング
外部参照の仕組み
外部参照の管理
アセンブリ構造の編集方法
アセンブリの検図方法
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2次元図面作成(SOLIDWORKS)
3次元CADでの2次元図面作成は便利な反面、融通が効かないことがあります。本講習では3次元CADでの2次元図面作成を実用レベルで学びます
2次元CADと3次元CADの違い
3次元CADでの製図の概要
2次元CADとの違い
3次元CADモデルと図面の関係を理解する
3次元CADによる設計情報を基にした図面化
図枠の準備(図面テンプレート作成と運用)
設計意図を考慮した部品図の作成
3角法による正面図、側面図、平面図
詳細図、断面図、破断図
寸法、幾何公差、注記などで図面を仕上げる
レイヤーを駆使する
3次元部品モデルからの部品図作成演習
設計意図を考慮した組立図の作成
運用と管理方法
3次元CAD特有のファイル管理を理解する
既存の図面(2次元CADで描いた図面)を3次元CADで修正する
実例に基づいた図面ルールと運用ルール
3次元単独図
3次元単独図の概要と現状
3次元モデルに対する寸法公差、幾何公差の記入
3次元単独図による検図
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PDM 運用編、利用編(SOLIDWORKS PDM)
3次元CADには部品とアセンブリなどの参照関係があり、データー管理が煩雑になってしまいます。PDMを利用することでチーム設計、変更履歴管理、排他制御、ステータス管理が可能になります。
設計・開発に関する各種データの運用と管理の重要性
PDMの概要
OSのファイル管理システムを利用したデータ管理とPDMによるデータ管理の違い
チーム設計環境に必須な排他制御によるデータの誤編集の防止とは
設計変更の履歴管理の重要性
PDM運用_ユーザ編
PDMの運用
サーバとクライアント
キャッシュシステム
データカードの利用方法
チェックインとチェックアウトの考え方
ワークフローの利用方法
履歴管理と利用方法
PDM環境下でのチーム設計実習
チーム設計の概要
PDM環境下での実践チーム設計実習
PDM運用_管理者編
Administration Tool(管理者ツール)の概要
ユーザとグループの作成
データカードの作成と権限設計
ワークフローの作成と権限設定
ボルトビューの作成
PDM導入計画_管理者編
ハードウェアの選定方法
PDM実装計画
管理者の選定と役割
PDMとデータベースのインストールの注意点
ボルトルールの設定
テスト運用
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射出成形金型設計(SOLIDWORKS)
SOLIDWORKSにはMoldTool機能(射出成形金型とモールドベース)が搭載されており、効率的な金型設計ができます。
CADモデルの概要
金型作成に必要なCADモデルの知識を学ぶ
ソリッドとサーフェスの違いと使い分け
金型作成に必要なサーフェス機能
CADモデルの検証
射出成形に必要な製品モデルの検証を行う
抜き勾配分析
アンダーカット分析
パーティングライン分析
厚み分析
汎用機能によるキャビコア設計
製品モデルから、パーティング面、キャビコア面を作成してキャビコアを作成します
モールド機能によるキャビコア設計
モールド設計専用機能を利用したキャビコア作成を行う
多数の製品形状を利用した実習形式で学びます
パーティングライン作成
パーティングサーフェス作成
シャットオフサーフェス作成
キャビコア分割
スライドコア作成
エジェクターピン作成
分解表示
モールドベース設計
モールドベースの雛形を作成して、標準ライブラリーに登録する
位置決めピン、エジェクターピン、ランナーなどの設計
デザインライブラリを活用した自動設計
射出成形金型設計実習
習得した機能を使った実践
アクリル製モールドベースを題材にキャビコア、モールドベースの設計・制作を行う
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実践 設計で使えるCAE(SOLIDWORKS Simulation)
製品開発において強度意識を持って効率的に設計を進めるには、設計業務の流れに沿ったCAEの活用が重要です。本講座では、構想設計段階、詳細設計段階でのCAEの利用法から、解析結果の管理・評価までの各フェーズでのCAE活用方法について実習を通して習得します。
①構想設計でのCAE利⽤
・材料⼒学の概要
・CAEの概要
・構想CAEとは
・構想設計でのCAE利用実習
・構想設計での改善案の考え⽅
②詳細設計でのCAE利⽤
・CAE評価⽀援機能
・詳細設計でのCAE利用実習
・詳細設計での改善案の考え⽅
③信頼性試験などの事前検証のCAE利⽤、
・実験計画法による複数条件での検証
・実測値との整合性管理、
・レポート作成
④PDMによるCAEデータの管理と活⽤
・PDMの概要
・解析条件の管理と活用方法
・解析結果の管理と活用⽅法
⑤DR等におけるCAE結果評価の勘どころ
・解析結果の評価⽅法
・DRのポイント